ヴィーガン食と聞くと、どんなイメージがあるだろうか。身体に良い、素朴な食事をイメージする人も多いかもしれない。今、オランダではそんなヴィーガンが大きな広がりを見せている。
オランダ中央統計局が2020年2月から6月に実施した調査によると、回答者のうち80%が「肉を毎日食べない」、45%は「肉は週に4回かそれ以下しか食べない」と回答。3分の1は、前年と比べ肉を食べることが減ったと回答するなど、オランダ人の「肉離れ」が進んでいることが明らかになった。
これは、オランダが進めるサーキュラーエコノミー戦略と大きく関連している。

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西崎 こずえ
西崎 こずえ(にしざき こずえ)。オーストラリア・キャンベラ大学卒。アムステルダムを拠点とするサステナビリティ特化型コンサルティング企業「Horizon Green(https://www.horizongreen.eco/)」ファウンダー。サーキュラーエコノミー、再生可能エネルギー・水素、クリーンテック分野において、主に欧州と日本の企業・政府機関を支援。事業性とサステナビリティの統合に強みを持ち、ビジネスモデル構築、R&D支援、商談調整、プロジェクトマネジメント、投資家・技術パートナーとの連携、研修プログラムの提供など多岐にわたるサービスを展開。サステナビリティに情熱を注ぐ人のための秘密基地「エコハブ・アムステルダム」発起人。