サーキュラーエコノミーは、成長を再定義し、世界経済にレジリエンスをもたらすものとして、コロナ禍の世界でこれまで以上に必要とされている。そして、世界経済がサーキュラーエコノミーに移行していくためには、政策と金融が大きな鍵を握る。
本記事では、フィンランド、ヘルシンキにて開催されたウェブフォーラム「WCEFOnline(World Circular Economy Forum Online)」(世界循環経済フォーラムオンライン)のプログラムの一つ「Enabling the circular economy: the role of policy and finance(サーキュラーエコノミー実現における政策と金融の役割)」のレポートを通して、世界の金融セクターと政策立案者らが投資機会を捉え、サーキュラーエコノミーへの移行を加速させるさせるために私たちが果たす役割と必要となるアクションを考える。
まず、このセッションはイギリスのエレン・マッカーサー財団創業者、デイム・エレン・マッカーサー氏の基調講演から始まった。
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西崎 こずえ
西崎こずえ。アムステルダム在住CE Hub編集部員。経営戦略とサステナビリティの融合に強みを持つ。2024年4月よりオランダ拠点のサステナビリティ経営コンサルティングファーム「Except Integrated Sustainability」に参画。サステナビリティに情熱を燃やす人のための秘密基地「エコハブ・アムステルダム」発起人で管理人。アウトドアが好き。Note: note.com/kozk0z