マイクロソフトはこのほど、株主代表である「As You Sow(※)」が提出した提案に応え、2022年末までにデバイスを修理する消費者の選択肢を増やすことに合意した。
電子機器廃棄物は世界で急増しており、PCデバイスに関連するCO2排出量の約70%は生産工程で発生するとAs You Sowは認識している。修理は、エレン・マッカーサー財団が提唱するサーキュラーエコノミーの3原則の一つ「製品と原材料を捨てずに使い続ける」に該当する。修理によってデバイスを長寿命化させると、採掘と精製の工程で生じる有毒物質とCO2排出量、および埋め立ての削減に役立つ。
As You Sowによる株主提案の撤回を条件として、Microsoftは以下を実施する予定だ。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)