ノルウェーの資源回収企業TOMRAは、リユース容器を自動で回収・洗浄し再流通させるシステム「Rotake」を取り入れた返却機を2026年第一四半期から展開すると発表した。
同自動返却機の特徴は、一定の基準を満たすコーヒーカップやサラダ皿など多様な容器を製造元を問わず受け入れる点にある。対象容器にはQRコードが付与され、返却後は自動洗浄されて参加販売店に再配送される。各容器の追跡が可能で、返却率やリユース回数、環境負荷低減の効果を可視化できるのも強みだ。

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TOMRA、リユース容器自動返却機を2026年前半に展開へ
山口 真矢子
山口真矢子(やまぐち まやこ)。英国在住。一級建築士、Project Management Professional(PMP)。鉄道会社とエンジニアリング系コンサルティング会社で、建築工事・改修プロジェクトのマネジメント、建築や都市に関わる調査、事業コンセプトの立案などを経験。専門分野:建築工学、施設管理、プロジェクトマネジメント、建築・都市のサステナビリティ。