※この記事は、オランダのCircle Economyが12月17日に同社ブログに掲載した記事を、執筆者のNoah Baars氏、Laxmi Adrianna Haigh氏に許諾を得て筆者が翻訳しています。
サーキュラーエコノミーは生物多様性を必要とするが、生物多様性はサーキュラーエコノミーを必要としているだろうかーーー。私たちの答えは「Yes」だ。
私たちは未だに新型コロナのパンデミックに立ち向かう術をはっきりと見いだせていない。今後私たちはさらなる困難に直面することが予測されている:気候崩壊と生物多様性の損失だ。地球上の生物多様性損失を防ぐために、私たちはこの先10年で少なくとも30%の陸地と海を守る施策を生み出さなければならない。今私たちが自らに投げかけなければいけないのは、「新型コロナのワクチンを接種した後、次なる危機が起こるのを待つか」、それとも「今行動を始めるか」という問いだ。
本記事は、サーキュラーエコノミーのために生物多様性が必要だが、生物多様性がサーキュラーエコノミーを必要としているのかという点について考察するものである。
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西崎 こずえ
西崎こずえ。アムステルダム在住CE Hub編集部員。経営戦略とサステナビリティの融合に強みを持つ。2024年4月よりオランダ拠点のサステナビリティ経営コンサルティングファーム「Except Integrated Sustainability」に参画。サステナビリティに情熱を燃やす人のための秘密基地「エコハブ・アムステルダム」発起人で管理人。アウトドアが好き。Note: note.com/kozk0z