Circular Economy Hubでは2021年4月27日より、サーキュラーエコノミーが各業界や領域に広がる未来像を学んでいただけるオンライン学習プログラム「Circular X(サーキュラーエックス)」シリーズを毎月開催しています。
第4回のテーマは、「サーキュラーエコノミーとデジタルトランスフォーメーション」です。サーキュラーエコノミーを実現しようとする時に、その転換を支援する仕組みやツールなどの社会基盤を構築するために欠かせない、デジタルトランスフォーメーションについて、丸紅様とフィリップス・ジャパン様からご紹介いただきます。
※なお、この回はアーカイブ動画の配信はございません。
第4回テーマ:「サーキュラーエコノミーとデジタルトランスフォーメーション」
ゲストスピーカー①
山田理一 氏(丸紅株式会社 化学品第四部イノベーション推進室 室長 )
1998年丸紅株式会社入社。以来、化学品分野にて貿易、新規ビジネス開発、事業会社管理に携わり、現在、化学品第四部イノベーション推進室長として、新素材(バイオマス製品等)・デジタル技術(AI、ブロックチェーン等)を活用した社会課題を解決しうる新規ビジネス・事業の企画を行う。メキシコ、タイに駐在経験有。
ゲストスピーカー②
上牧時人 氏(丸紅株式会社 化学品第四部イノベーション推進室)
2017年丸紅株式会社に入社し、化学品本部に配属。油脂化学品の貿易を通じてRSPO認証製品等の取り扱いを経験し、現在、化学品第四部イノベーション推進室にて化学品分野におけるサーキュラーエコノミー関連ビジネスの新規開発を担当。Circulariseの主担当として同サービスのアジア展開に携わる。学生時代に台湾への留学経験有。
ゲストスピーカー③
相澤 仁 氏(株式会社フィリップス・ジャパン戦略企画・事業開発本部長 兼 Co-Creation Center所長)
1985年に日本電信電話株式会社に入社後、MCIワールドコム
内容(予定)
- 丸紅様は、今年2月にオランダのサーキュライズ社が開発するトレーサビリティ管理プラットフォームを日本およびアジアの化学品市場向けに展開する取り組みを発表されました。この取り組みにおける丸紅様の役割や今後の展開、DXがサーキュラーエコノミー移行においてどのような役割を果たせるかなどについて、お話頂きます。
- フィリップス・ジャパン様は、パーソナルケア用品から医療用の大型機器に至るまで、必ず循環型に物事を活用するようにデザインすることに会社として取り組んでおられます。実際にDXを活用される側から、会社全体でのSDGsへのお取組み、その中でもDXによりサーキュラーエコノミーを実現することの位置づけについてお話頂く予定です。
当日の流れ
19:00~:オープニング(5分)
19:05~:Circular Economy Hubメンバーによる解説(10分)
19:15~:ゲストスピーカー①②(30分)
19:45〜:ゲストスピーカー③(30分)
20:15~:質疑応答/パネルディスカッション(30分)
20:45~:ブレイクアウトルームによるネットワーキング(15分)
※当日の進行に応じて、必ずしも上記のスケジュールとならない場合がございます。
定員
30名(先着順)
申し込み方法
こちらのPeatixページよりお申込いただけます。
参加費用
一般:3,000円
会員:無料
Circular Economy Hub 会員システムはこちらをご参照ください(12月31日までの特典あり)。Circular Economy Hub 会員は、会員登録後に送付されるクーポンコードを入力いただき、チケット(無料)を入手ください。クーポンコードは、本記事最下部でも掲載しております。(会員のみ閲覧可)
Circular X 開催の主旨と背景
2020年はサーキュラーエコノミー(循環型経済)という言葉が日本で定着し始めた「サーキュラーエコノミー元年」ともいえる一年でした。2021年は日本政府が表明した脱炭素に向けた取り組みと相まって、日本でもサーキュラーエコノミーがさまざまな業界や領域で、より具体的な形で加速していくと考えられます。サーキュラーエコノミーが広がる社会はどのように変化するのか、具体的に進めるにあたって考えるべきことは何か――。Circular Economy Hub 編集部からのインプットと各業界・領域のフロントランナーの皆さまの知見とを掛け合わせながら、ご参加いただく皆さまとともにサーキュラーエコノミーを深める化学反応を起こしていくことを目的としています。
プログラムを通じた到達イメージ
- サーキュラーエコノミー実装に向けて、自組織で推進する準備をする
- 国内外のサーキュラーエコノミー動向について理解を深める
- サーキュラーエコノミー推進に向けてのネットワークを築く
対象者
- サーキュラーエコノミーの基礎について学びたい方
- サーキュラーエコノミーの概念をおさらいしたい方
- 所属組織内でサーキュラーエコノミーを推進する立場にある方
- サーキュラーエコノミーに関する新事業を立ち上げたい方
- サーキュラーエコノミーに取り組む方々とのネットワークづくりをしたい方
- 上記に関わらず、サーキュラーエコノミーに関心のある方ならどなたでも
会場
オンライン(オンライン会議ツール「Zoom」を利用)
各回テーマ(原則、毎月下旬の火曜日19:00-21:00)
2021年
- 第5回:8月24日(火)「サーキュラーエコノミーとファッション」
- 第6回:9月28日(火)「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」
- 第7回:10月26日(火)「サーキュラーエコノミーと食」
- 第8回:11月16日(火)「サーキュラーエコノミーと建設」
- 第9回:12月21日(火)「サーキュラーエコノミーとPaaS」
2022年
- 第10回:1月25日(火)「サーキュラーエコノミーと人材」
- 第11回:2月22日(火)「サーキュラーエコノミーとマーケティング」
- 第12回:3月22日(火)「サーキュラーエコノミーとイベント」
申し込み
こちらのPeatixページよりお申込みいただけます。
第5回以降のプログラム詳細(随時更新予定)
第5回:8月24日(火)19:00-21:00「サーキュラーエコノミーとファッション」
サーキュラーエコノミ―推進のカギを握るファッション業界。第5回は、全製品ライフサイクルで循環型取り組みを進めるH&M(エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン)の山浦誉史氏と、AI衣服デザインシステム「Algorithmic Couture(アルゴリズミック・クチュール)」で製造段階の廃棄物削減に取り組むSynfluxの川崎和也氏にご登壇いただきます。ファッションの製品ライフサイクル全体における循環化について包括的に学べる回となっています。
ゲストスピーカー①
山浦 誉史 氏(エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社 CSR/サステナビリティ・コーディネーター)
2009年5月 サンフランシスコ音楽学校大学院卒業
2011年3月 エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社入社後、セールスアドバイザー、フロアマネージャー、ストアマネージャーを経て18年4月より現職。CSR/ サステナビリティ・コーディネーターとして、サステナビリティに関して社内外に情報発信を行う。
ゲストスピーカー②
川崎 和也 氏(スペキュラティヴ・ファッションデザイナー/デザインリサーチャー/Synflux主宰)
1991年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科エクスデザインプログラム修士課程修了(デザイン)。現在同後期博士課程。バイオマテリアルの可能性を模索する「Biological Tailor-Made」(2017-)、機械学習アルゴリズムを応用したデザインシステム「Algorithmic Couture」(2018-)、人工と自然の新たなハイブリッドを前提とした異形のデジタル表現を追求する「AUBIK」(2020, HATRAとの共作)「XENON」(2020)、SF作家と共同制作したデザインフィクション「全滅する気がないなら、交雑せよ」(2019)「表参道絹行」(2019)など、身体や衣服、素材にまつわる思索的な創造性を探求する実践を行う。
9月以降のテーマ:
第6回:9月28日(火)「サーキュラーエコノミーとコミュニティ」
第7回:10月26日(火)「サーキュラーエコノミーと食」
第8回:11月16日(火)「サーキュラーエコノミーと建設」
第9回:12月21日(火)「サーキュラーエコノミーとPaaS」
第10回:1月25日(火)「サーキュラーエコノミーと人材」
第11回:2月22日(火)「サーキュラーエコノミーとマーケティング」
第12回:3月22日(火)「サーキュラーエコノミーとイベント」
注意事項
- 入室用URLを開始1時間前までにお申込みの皆さまへPeatixのメッセージよりお送りいたします。
- 会場は18時45分を予定しております。
- Zoomのご利用が初めての方は開始前にアクセスしてください。機能の制限があるため、極力PCでのご参加をお勧めします。
- 講義の時間にはマイクをミュートにさせていただきます。
- 当日はブレイクアウトルームで参加者同士の交流の時間を少々設けております。
- 後日、Circular Economy Hubにて各回のレポートを掲載予定です。プログラム開催中の写真を公開する場合がございます。写真NGの場合、ネットワーキング時間以外はカメラオフにてご参加ください。
- イベントの内容は録画させていただきます。予めご了承ください。
- お申込み後のご返金はお受けしかねますので、あらかじめご了承ください。
- Circular Economy Hub会員は、クーポンコードを入力いただき、無料チケットを入手ください。非会員は有料(3,000円,税込)のチケットをお申し込みください。
- 各スピーカーは事情により変更になる場合がございます。
- 領収書についてはPeatix内のこちらをご参照ください。
主催
Circular Economy Hub:
Circular Economy Hub は、ハーチ株式会社が運営するサーキュラーエコノミーの推進を目的としたオンラインプラットフォームです。国内外のサーキュラーエコノミーに関する最新情報や事例、洞察、イベント・ワークショップ、体験プログラム、ネットワーキング、マッチングなどを通じてサーキュラーエコノミーを推進したい企業や団体、自治体の皆様を支援します。
URL:https://cehub.jp
ハーチ株式会社:
Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)をコンセプトにウェブメディアを事業を展開。世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」では2019年に欧州6ヶ国(オランダ・イギリス・フランス・ドイツ・ノルウェー・フィンランド)でサーキュラーエコノミーに取り組む企業・団体50社以上の取材を実施。欧州の先進的な事例を基に日本でもサーキュラーエコノミーの推進を加速したいと考え、2020年3月に「Circular Economy Hub」をローンチ。現在は神奈川県横浜市で「Circular Yokohama」も展開中。
URL:https://harch.jp
Circular X 会員向け無料クーポンコード
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この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。