株式会社BPLab(以下、BPLab)はこのほど、天然繊維循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」の運用を8月に開始すると発表した。

衣類の製造工程では通常、水・エネルギー・化学物質など多くの資源が使われ、大量のCO2を排出するなど、ファッション産業は大きな環境負荷を与えており、現在持続不可能な状態であるとBPLabは考える。

BIOLOGIC LOOPはサーキュラーエコノミーの3原則を中核に据えた循環型プラットフォームで、設計・商品の回収・再生を以下の工程で実施する。

  1. 設計:トレーサビリティを確保した廃棄物を生み出さない素材の使用を推奨し、天然素材を緑色(コットンと麻)と赤色(毛)の2種類に分類する。BIOLOGIC LOOPに参加した企業・ブランドの製品に、色分けされたタグを付ける。購入者は、タグに掲載されたQRコードから素材や回収・リサイクル方法の情報を受け取る
  2. 回収:BPLabが契約した廃棄物処理事業所が、使用済み天然繊維衣類を回収する
  3. 再生:コットンと麻は、紡績工場でワタに戻した再生コットン・麻と色付きのバージンコットン・麻を混ぜ、毛は紡績工場でワタに戻す。これらを水や化学薬品を用いずに新たな天然繊維資源として再生し、製品と原料を使い続けることを目指す

BIOLOGIC LOOPの仕組み

2種類のタグ

BIOLOGIC LOOPは、非営利団体CIRCULAR ECONOMY JAPAN(一般社団法人サーキュラーエコノミー・ジャパン)と連携している。BPLabは天然繊維の循環から取り組みを開始し、循環型のファッション産業への移行を目指す意向だ。

【プレスリリース】捨てない選択。天然繊維循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」始動。
*記事中の画像の出典:株式会社BPLab