英エレン・マッカーサー財団はこのほど、3つの主要な循環型建設戦略に関する記事を発表した。
セメント・鉄鋼・アルミニウム・プラスチックは最も一般的に使用されている材料で、さまざな用途があるが、建物やインフラ設備に使用される割合はかなり高いと同財団は認識している。しかし、これらの材料の生産においては温室効果ガスが多く排出され、建設と改修だけで都市の温室効果ガス総排出量の11%を占め、そのほとんどは上記4材料の生産によるものだとしている。そこで、2050年までに気候中立を実現するには建設部門の脱炭素化促進が必要だと同財団は考える。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)