環境省は3月21日、2024年度事業として「使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」と「使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業」の公募を開始した。地方自治体等が実施するリユースに関する先進的な取組について、同省が技術的・財政的な支援を行うとともに、その成果を広く発信することで、他地域への普及を図る。受付期間は4月25日午後6時まで(必着)。

「使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」は、リユース関連事業者や市民団体と連携した先進的なリユース施策を実施しようとする地方公共団体を支援する。施策実施に必要となる事前調査、関係者との調整または施策の効果検証などについて、費用の支援、および、事業実施者にとって実施が困難な効果検証などの技術的支援を行う。

地域の実情に応じた、創意工夫による使用済製品など(衣類を除く)の適正なリユースの実施に関する提案を募集している。新規性・先進性を重視し、調査や検討のみではなく実効性のある取り組みであることを要件とする。

「使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業」は、先導的な使用済衣類回収のシステムを構築しようとする地方公共団体、リユース関連事業者または市民団体を支援する。サステナブルファッションの推進だけでなく、経済対策にも資することを念頭に、子ども服や制服などの使用済衣類を対象としている。回収した衣類の活用方法は、再使用(リユース)、再生利用(リサイクル)、熱回収の順で高く評価するという。

両事業とも費用の支援上限額は1事業あたり400万円(税込)。申請者は地方公共団体(都道府県、市区町村)が原則だが、複数の地方公共団体や事業者などが共同で提案することは可能。「使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業」は2件程度、「使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業」は5件程度の採択を予定している。

【参照記事】令和6年度使用済製品等のリユースに関する自治体モデル実証事業及び使用済衣類回収のシステム構築に関するモデル実証事業の公募について
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