シリアル・スナック大手の米ケロッグはこのほど、同社商品が人・地域社会・地球にとってより良いものとなるよう商品を改良するための新10年計画を発表した。同社の英国法人であるケロッグ英国は、さらに健康的なシリアルの製造・より多くの生活困窮者への食料提供・シリアルの容器包装によるカーボンフットプリント削減に取り組むとしている。
同社は子ども向けシリアルの砂糖含有量を10%削減し、2022年末までにすべての子ども向けシリアルを非HFSS(高脂肪・糖分・塩分)食品にすることで、砂糖に関する取り組みを継続する意向だ。若年層に人気のシリアルであるクレイブでも砂糖含有量を11%削減するほか、2022年末までにシリアルの塩分含有量を最低20%削減することを明らかにした。
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廣瀬 優香
大学時代にベトナムとカンボジアで行った教育関連の活動をきっかけに、国際協力や環境問題に興味を持つ。大学在学中は化学を専攻し、バイオマスプラスチックについて学ぶ。メーカー勤務ののち、現在はライター・翻訳者として活動。個人ブログ:旅好きのひとりごと https://international-blog.com/