修理やリユース、リサイクルなどによる循環を推進するため、製品のライフサイクルにわたり情報を追跡できるデジタル製品パスポート(DPP)の整備が欧州を中心に進む。製品の製造工程では、サプライチェーン全体で材質や修理可能性などの多様な情報を収集し、正確に記録することが求められる。
ルクセンブルク政府が出資する経済利益団体Terra Mattersはこのほど、企業向けの情報共有プラットフォーム「Product Circularity Data Sheet(PCDS;製品循環性能データシート)」を立ち上げた。
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山口 真矢子
山口真矢子(やまぐち まやこ)。英国在住。一級建築士、Project Management Professional(PMP)。鉄道会社とエンジニアリング系コンサルティング会社で、建築工事・改修プロジェクトのマネジメント、建築や都市に関わる調査、事業コンセプトの立案などを経験。専門分野:建築工学、施設管理、プロジェクトマネジメント、建築・都市のサステナビリティ。