スウェーデンに本拠を置くコンサルティングファームのマテリアルエコノミクスはこのほど、報告書「Preserving value in EU industrial materials(EU産業資材の価値の維持)」を刊行した。同報告書作成に当たり、EUの気候イノベーションイニシアチブであるClimate-KICと戦略的イノベーションプログラム「RE:Source(※)」が支援した。
気候変動緩和とサーキュラーエコノミー移行に対する世界的な注目が高まるにつれて、材料の使用とリサイクルに関する議論が近年活発化している。しかし、これまでは主に重量・体積・環境負荷の観点から議論されてきたとMaterial Economicsはみている。こうした視点を評価しつつ、同報告書はマテリアルフローの経済的価値の観点に基づいて、重量ではなく金額で欧州の鉄鋼・プラスチック・アルミニウムの使用を評価し、経済損失が発生する場所と方法、対処法について概説した。同報告書の概要は、以下のとおり。
クリューガー量子
ドイツ在住。ハイデルベルク市公認ガイド。「石油を掘りたい!」と工学を学び、日本で土木技術者として働く。その後、メキシコでスペイン語を学び、日西通訳として働く。2003年に渡独。現在ラグビーに夢中な2人の男子の母。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/
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