持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)はこのほど、社会が循環型に向かうためのパフォーマンスを向上させるための主要なギャップと機会に関する分析結果を発表した。
Global Circularity Protocol for Business(GCP)が作成した「サーキュラリティ関連企業のパフォーマンスと説明責任、政策と規制の状況分析」は、既存の循環性向上に向けた手法・基準・枠組み・政策における改善の機会を特定する。現状、共通した測定手法などの欠如が、企業が循環型慣行を取り入れる際のハードルとなっている。こうしたことに対応するため、同分析では、グローバルノースとサウスおける規制の状況を評価し、障壁を明確化し、企業の循環性に関する測定、パフォーマンス、報告の改善に有効な解決策を提案している。
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和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。