本記事は、2021年9月13日から3日間にわたってカナダからオンラインで開催された「THE WORLD CIRCULAR ECONOMY FORUM 2021」(世界循環経済フォーラム2021)のプログラムの一つ「Circular 360:Game Changers for a Prosperous, Inclusive and Equitable Circular Future(サーキュラー360°:繁栄、包摂、そして平等な循環型の未来へのゲームチェンジャー)」の内容をお届けする。

本セッションでは、分野横断的、かつジェンダーの視点も取り入れながら、サーキュラーエコノミーへの転換が異なる人々にどのような異なる影響を及ぼすかを浮き彫りにしていく。多様な視点を通じて現在のサーキュラーエコノミーのアプローチを豊かにするとともに、新たな機会や考え方を広げていく。

▼基調スピーチ①:米環境庁(EPA)のマイケル・リーガン長官

「サーキュラーエコノミーの実現に向けた変化が進むことで、化石燃料の利用によって支えられてきたことで汚染され、行政サービスも乏しい地域をどのように支えるかが重要になる。グローバルな循環経済は、繁栄、包摂、そして平等な循環型の未来を実現することが求められている。米国では、バイデン政権が誕生して以来「環境正義」を打ち出し、EPAとしても気候変動や不適切な廃棄物管理の影響を受ける脆弱なコミュニティへの支援が使命であると考えている。

EPAは今秋、自治体による廃棄物処理にフォーカスした国家リサイクル戦略を発表する。この戦略は包摂的で、平等で、気候変動に対する危機感が反映されている。コミュニティの声を聴き、彼らのニーズを把握し、データによるマッピングや他の可視化できる技術を通じて、どのコミュニティへの支援が緊急性が高いかを把握する。そうすることで、公衆衛生をはじめとして正しい政策を実行できるようになる。

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