目次
- ■「代替たんぱく質」「食品ロス」「再生型農業」で生物多様性損失を止める
- ・代替たんぱく質の開発
- ・食品ロスの削減
- ・再生型農業の推進
フィンランド・イノベーション基金(Sitra)はこのほど、英コンサルティング会社Vivid Economicsとの共同プロジェクト「生物多様性の喪失を止めるためのサーキュラーエコノミーによる解決(Circular economy solutions for halting biodiversity loss)」を発表した。この中で、生物多様性の損失にもっとも関連し、その再生へ影響を及ぼしうる4つの業界として「食品・農業」「森林・紙パルプ」「建築・建設」「繊維・ファッション」を挙げた。
Sitraによると、本プロジェクトは生物多様性の保全に向けてサーキュラーエコノミーにつながる業界ごとの取り組みによる効果分析として世界初だとしている。完成版の公開は2022年初頭となる見込みだが、このほどプロジェクト概要の一部内容として、食品業界にとって効果の大きい3つの循環的取り組みが公開された。
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木村 麻紀
環境と健康を重視したライフスタイルを指すLOHAS(ロハス)について、ジャーナリストとしては初めて日本の媒体で本格的に取り上げて以来、地球環境の持続可能性を重視したビジネスやライフスタイルを分野横断的に取材し続けている。サーキュラーエコノミー(CE)における関心領域は、CE×社会包摂的まちづくり、CE×教育など。SDGs.tv公認ラーニングコーチ。
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