オーストラリア政府はこのほど、電池産業界が中核となって設立した電池管理協会(Battery Stewardship Council。以下、BSC)が運営する電池管理スキームを認可したことを発表した。
Trevor Evans 廃棄物削減・環境管理副大臣は、「今後、すべての電池小売業者と輸入業者が同スキームに参加し、リサイクルおよび廃棄物削減義務に対応することを期待します。同スキーム認定により、今後5年間で現在の電池回収率は3倍になり、回収された材料の埋め立て処理は90%削減されるでしょう」と述べた。
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藤原 ゆかり
欧州在住フリーライター/リサーチャー。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。専門分野:EU環境政策・規制。イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。趣味は旅行と油絵。