ブラジルは、近年急速にサーキュラーエコノミーへの移行を進めている。そのひとつの力となっているのが、ブラジル循環型経済ハブ(Brazilian Circular Economy Hub 以下、Hub-EC)だ。ブラジルのパラダイムシフトを牽引するExchange 4 Change Brasil (以下、E4CB)が2020年1月に立ち上げたこのハブには、あらゆる業界、規模の企業が参加し、サーキュラーエコノミーへの移行を推進するための議論が行われている。立ち上げ以来、知識交換のための国際的なウェビナーが3回開催され、15か国以上の聴衆が参加した。現在、グローバル企業である、ネスプレッソ、エレクトラロックス、ジェルダウ、トムラなどを含む16の企業がメンバーとして参加し、以下の4つのワーキンググループに分かれて議論を進めている。
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相馬 素美
相馬素美(そうま もとみ)。横浜で生まれ、大学ではクラシック音楽を専門に学ぶ。ヨーロッパのサステナブルな取り組みや、サーキュラーエコノミーへの関心が特に高い。また、ソーシャルグッドな音楽ビジネスの可能性を研究中。好きなものは、音楽全般、アート、ファッション、北海道、アボカド、チョコレート、日本酒。