メキシコに本拠を置くセメント会社大手CEMEXはこのほど、パリに建設中のツインタワー「トゥール・デュオ」の建設に低炭素型のコンクリートとリサイクルサービスを提供したと発表した。同ツインタワーは、世界的に著名な建築家ジャン・ヌーベル氏が設計した。
CEMEXは同タワーの建設中に、低炭素型の混合物を含む4万立方メートル以上のコンクリートを供給した。コンクリートは、特に基礎用として建物のCO2排出量を削減する配合で設計された。CEMEXはマルチモーダル輸送ネットワークを通じてリサイクルサービスを提供し、約4万2,000トンの材料節約も実現した。これらのサービスは、CEMEXが業界のサーキュラーエコノミーへの移行加速に向けて提供するソリューションの一部であるとしている。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典
クリューガー量子
ドイツ在住。ハイデルベルク市公認ガイド。「石油を掘りたい!」と工学を学び、日本で土木技術者として働く。その後、メキシコでスペイン語を学び、日西通訳として働く。2003年に渡独。現在ラグビーに夢中な2人の男子の母。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/
Related posts
今後のイベント
ニュースレター登録
サーキュラーエコノミーに関する最新情報をお届けします。
SNSでフォローする