国際自然保護連合(IUCN)の先住民族団体会員はこのほど、先住民族の土地・領域・水域・沿岸海域・天然資源に対する権利と管理の承認を求める行動計画を発表した。同行動計画は、IUCNが仏マルセイユで開催した「世界自然保護会議」のIUCN先住民族自然世界サミットで公表された。
IUCNは国家・政府機関・非政府機関で構成される国際的な自然保護ネットワークで、1948年に設立された。約1,200の組織(200以上の政府・機関と900以上の非政府機関)の会員を有し、世界160カ国から約11,000人の科学者・専門家が6つの専門家委員会に所属して、生物多様性保全のための協力関係を築いている。
先住民族団体による今回の行動計画は5つのテーマに関して提案事項を示し、国・民間部門・国際的寄付団体・非政府機関・学術機関に対して支援に向けた行動を呼びかけた。同行動計画の概要は、以下である。

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クリューガー量子
ドイツ在住。ハイデルベルク市公認ガイド。「石油を掘りたい!」と工学を学び、日本で土木技術者として働く。その後、メキシコでスペイン語を学び、日西通訳として働く。2003年に渡独。現在ラグビーに夢中な2人の男子の母。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/
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