ストックホルム環境研究所(SEI)はこのほど、バンコクの廃棄物循環に関する研究論文を公開した。
アジアの都市ではサーキュラーエコノミー移行を目指して取り組みが進んでいるが、移行がもたらす社会的影響について十分に解明されていないとSEIはみている。
論文は都市循環アプローチと行動分析を活用して、廃棄物処理のインフォーマルセクターと消費者に焦点を当て、バンコクの廃棄物システムにおけるステークホルダーと廃棄物処理工程の関係を分析した。論文の概要は以下のとおり。

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和田 麻美子
フランス留学中、モードの国と呼ばれる国の人達が、持ち物を長く大切に使い多くの買い物をしないことを知り、日本(特に東京)では常に新しいモノを求める暮らし方になっていたことに気づく。 趣味のハイキングを通じ、極力ごみを出さないように暮らすことや、豊かな自然を次世代につなぐことを意識するようになり、Own less, waste less, enjoy more を心がける日々。