今、世界じゅうの都市が「ドーナツ」に注目している。
ドーナツ都市計画とは、イギリス経済学者のケイト・ラワース氏が考案したドーナツ経済学ーーソーシャル・プラネタリーバウンダリー(社会と地球の環境容量)範囲内で、社会的な公正さを担保しながら繁栄していくための仕組みをフレームワーク化した概念ーーを都市計画に落とし込んだものだ。
都市としての現状把握と戦略策定・実践に役立てることができる。
イギリスのエレン・マッカーサー財団が配信するThe Circular Economy Showシリーズのなかで、2020年11月3日に公開された「Building thriving cities fit for the 21st century(リンク先:YouTube)」では、都市レベルでの循環型経済政策やビジネス慣行を形成する上でフレームワークとしてのドーナツ都市計画の役割について議論が交わされた。
今回、この議論の内容をまとめレポートすることで、ドーナツ都市計画の現状と課題を理解し、チャンスを探る。
西崎 こずえ
西崎こずえ。アムステルダム在住CE Hub編集部員。旅行、サーフィン、ワイン、太陽をこよなく愛す。得意なテーマはサーキュラーエコノミー、女性エンパワメント、インクルージョン&ダイバーシティ。地球に優しくみんなに優しい社会のヒントを探します。最近金継ぎ始めました。Note: note.com/kozk0z
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