英エレン・マッカーサー財団は、国連環境計画(UNEP)との協働でプラスチックの循環型モデル構築を目的としたイニシアチブ「ニュー・プラスチック・エコノミー」を2018年に立ち上げた。同イニシアチブには、企業や政府など500以上の組織が署名、世界で生産されるプラスチック容器の20%を占める企業が2025年に向けてプラスチックの使用削減やリサイクルの推進に取り組んでいる。
このほど、同イニシアチブ加盟組織の取り組みをまとめた3回目となるグローバルコミットメントレポート2021年版が公表された。同レポートは今回、グローバル企業や各国政府によるプラスチック使用・リサイクルをめぐる3年間の取り組みの進捗状況とともに、プラスチックの循環型モデル構築に向けて必須となる6つの取り組みテーマを提示した。
プラスチックの循環型モデル構築はどこまで進んだのか、今後はどのようなテーマに取り組むべきなのかご紹介する。
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木村 麻紀
環境と健康を重視したライフスタイルを指すLOHAS(ロハス)について、ジャーナリストとしては初めて日本の媒体で本格的に取り上げて以来、地球環境の持続可能性を重視したビジネスやライフスタイルを分野横断的に取材し続けている。サーキュラーエコノミー(CE)における関心領域は、CE×社会包摂的まちづくり、CE×教育など。SDGs.tv公認ラーニングコーチ。
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