欧州委員会はこのほど、2018年に採択した取り組み「EU花粉媒介者イニシアチブ」の改定版となる「花粉媒介者のための新しい取引」を公表した。
2022年6月に欧州委が提案した自然再生法を補完する同改定は、欧州グリーンディールの中核をなす「生物多様性戦略」と「農場から食卓まで戦略(Farm to Fork Strategy)」に沿っており、欧州における野生の花粉媒介者の急減に対処することを目的としている。
2030年までに花粉媒介者の減少を逆転させるべく、改定版は3つの優先事項をもとに、EUと加盟国が取るべき行動を定めた。今回、欧州委が発表した内容は以下のとおり。
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クリューガー量子
クリューガー量子(くりゅーがー りょうこ)ドイツ在住、ハイデルベルク市公認ガイド。土木工学を学び日本で土木技術者として働いた後、メキシコでスペイン語を習得、日西通訳として自動車関連企業で働く。2003年に渡独。専門分野:ドイツのサーキュラーエコノミー関連政策・企業動向、企業現地視察サポート、建設業界のサーキュラーエコノミー移行。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/ 。(この人が書いた記事の一覧)