第8回欧州連合(EU)・中国閣僚級環境政策会合が4月27日に開催された。本会合は2003年より開催されているもので、今回は2021年10月に中国で開催予定の第15回生物多様性条約締約国会議(以下、COP15)に先立って開催された。
会合には、EUの環境・海洋・漁業担当委員であるVirginijus Sinkevičius氏と、中国の生態環境省大臣の黄潤秋(Huang Runqiu)氏が出席。生物多様性危機の規模を認識したうえで、生物多様性と生態系の保護、保全、そして回復のための取り組みを強化することを約束した。また、COP15を成功させる準備と望ましい結果についての意見を交換し、両国内での具体的な行動を更新する機会となった。

この記事は、Circular Economy Hub 会員専用記事となります。
会員種別と特典

相馬 素美
相馬素美(そうま もとみ)。横浜で生まれ、大学ではクラシック音楽を専門に学ぶ。ヨーロッパのサステナブルな取り組みや、サーキュラーエコノミーへの関心が特に高い。また、ソーシャルグッドな音楽ビジネスの可能性を研究中。好きなものは、音楽全般、アート、ファッション、北海道、アボカド、チョコレート、日本酒。