ニュージーランド・ウェリントン市議会はこのほど、アスファルト舗装の性状を改善する添加材料として繊維廃棄物を使用する試験を開始した。同市議会によると、これはニュージーランド初の試みとなる。

同試験において、繊維研究・コンサルタント企業のUsedfullyと森林科学研究機関Scion、およびエンジニアリング企業Fulton Hoganは共同で、使用済みの衣類や繊維製品をアスファルト舗装に再利用する循環型システムの構築を目指す。ニュージーランドでは繊維廃棄物が急増しており、重量に比して環境負荷が大きいため、CO2削減に向けた取り組みが進められている。

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